総合型地域スポーツクラブ

地域密着型でスポーツを盛り上げる

総合型地域スポーツクラブとは?

総合型地域スポーツクラブとは、人々が、身近な地域でスポ-ツに親しむことのできる新しいタイプのスポーツクラブで、
(1)子どもから高齢者まで(多世代)
(2)様々なスポーツを愛好する人々が(多種目)
(3)初心者からトップレベルまで、それぞれの志向・レベルに合わせて参加可能(多志向)
という特徴を持ち、地域住民により自主的・主体的に運営されるスポーツクラブをいいます。

総合型地域スポーツクラブの主役は地域住民

総合型地域スポーツクラブの主役は「地域」の住民の皆さんです。すなわち、「地域」の皆さんが各地域でそれぞれ育み、発展させていくのが総合型地域スポーツクラブです。したがって、「地域」とは、一般的に拠点となる施設を中心として、会員が自転車等で無理なく日常的に集うことのできる範囲になると思います。
総合型地域スポーツクラブとは、このような「地域」における「総合型」のスポーツクラブです。
誰もが行いたいスポーツを自由に選択できるとともに、各種のイベントなどいろいろな形で楽しむことのできる身近な場です。言い換えると、内輪で楽しむ「私益」ではなく、地域住民に開かれた「公益」を目指した、経営意識を有する非営利的な組織です。

「総合型クラブ」づくりの背景

スポーツは人々の「こころ」や「からだ」の健全な発達を促し、生命力や活力を与えてくれるとともに、健康で豊かなライフスタイルを構築し、夢や生きがいのある社会の形成に重要な役割を担っています。
そして今、全国の各市町村でも広く社会がその価値を認知し、いつでも、どこでも、いつまでも、より多くの人が生涯を通してスポーツを楽しめる地域コミュニティとしての『総合型クラブ』の設立が求められています。

総合型クラブの意義

総合型クラブでは、ママさんバレーボールや少年野球チームのようにある特定の種目だけではなく、いくつかの種目で、レベルや興味に応じてプログラムが選べるように構成されています。また、住民の主体的な運営により、すべての世代の人々が近隣の学校や公共スポーツ施設等を活用しながら、生涯を通してスポーツに親しめる環境づくりを目指して活動している非営利組織です。

こうしたクラブが身近にあれば、それぞれの興味・関心に合わせてスポーツを楽しむことができるだけではなく、地域住民の交流の場として、家族のふれあいや青少年の健全育成、更には活力ある地域社会の形成にも大きな役割を果たすものと期待されています。

さらに、日常的に身体を動かす機会が増えれば、子どもの体力向上から高齢者の医療費削減まで、現代社会が抱える様々な問題を解決する一助にもなるでしょう。 つまり、我々の生活の中にスポーツが浸透し、文化として根づくことは、一人ひとりの生活のみならず、社会全体の豊かさにつながると言っても過言ではありません。
いずれにしても、スポーツは人生や暮らし・生活をより豊かに充実したものにしていくために欠くことのできない文化的価値を有していることについて、国、都道府県、スポーツ関係団体、そして住民組織としての総合型クラブ等が、今こそ理念を共有し、実践する時を迎えているのではないでしょうか。